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飽き性なりにゆるゆると

自称超絶飽き性めんどくさがりヲタが限界に挑戦するブログ

手越祐也「Encore」を読み解く

※追記(5.24)

Twitterにてブログを参考としたツイートが投稿されていました。参考にする場合はマナーとして必ず一言コメントやリプする、もしくは参考にしたという趣旨のツイートとURLの記載を必ずお願いします。

 

先日からシゲアキのクラウドにて

加藤シゲアキによる超極私的ライナーノーツ」
が載せられていました。

 
曲の深読みや解説を読むのが大好きな私にとっては
「なんだこの神企画!しかも加藤シゲアキの脳内が加藤シゲアキの文章になって載せられるなんて!」
もはや324円/月額で読むのが申し訳ないよ…となるほど素晴らしい連載。そもそもシゲアキさんの書く文章が死ぬほど好きなのに……(以下略)
 
まだJweb入会していない方は是非(宣伝)
 
 
という訳で今回はNEWSのアルバム「QUARTETTO」より手越祐也ソロ曲「Encore」の個人的解釈を載せてみます。
 
普段加藤シゲアキの文章を読んでもう文章に肥えている皆さんには物足りないとは思いますが
ファンの中の1人の一つの解釈として読んでみて欲しい!
 
 
そもそも「Encore」が読めなかった私はまず曲名の意味を調べた。
 
 
アンコール…………
私「アンコール!マジか!アンコールってそうやって書くんだ!」
(この時点で先行きが不安になる読者様)
 
 
Encoreとはコンサートで叫ぶ「アンコール!」(基本NEWSのコンサートはNEWSコールですが)
そのままの意味で「再演奏の所望やそれに応ずる演奏」のことなんですね。そこから「再び」、またこのソロ曲に当てはまるように言い換えれば「復縁」等の意味にも取ることができます。
曲名についてはまた最後にまとめましょう。

 

Encore
作詞:KEI   作曲:TAKA3,SHIROSE from WHITEJAM

人も街も全て色褪せて ただ通り過ぎてゆくだけ
たった二人出会う前の日々に 戻っただけなのに

ソファー腰掛け 肩にもたれる 強がりな君の弱さ 抱きしめていたかった

「大好きだよ」「ずっと一緒ね」笑ってよ キスしてよ もう一度
これが最後の恋だろう、だなんて
ばかみたいに思っていた事だって 嘘じゃないんだ

白く月明かり漏れる部屋 となりに穏やかな寝顔
そっと髪を撫でたはずの手は ただ空をかいただけ

夢でさえもう 叶いやしない 願いばかりが募って 痛いほど切なくて

「大好きだよ」「ずっと一緒ね」笑ってよ キスしてよ もう一度
これが最後の恋だろう、だなんて
ばかみたいに思っていた事だって 嘘じゃないんだ

一体どこで 二人の想い すれ違ったんだろう こんなに 愛しているのに
もう終わったと わかってるさ それでもあなたを 求めてしまうの

「わからないの」「もうやめにしよう」 泣かないで 行かないで もう二度と
これが最後の恋がいい、だなんて
ばかみたいに願ったりできないよ 君は、もういない

 

※ここからは全て個人的解釈になります。正解ではありませんので一つの考え方として読み取って下さい。
 
 
○心理描写
今回の曲の歌詞全体の中で現在の状況を表した歌詞が一つだけあります。
 
白く月明かり漏れる部屋 となりに穏やかな寝顔
そっと髪を撫でたはずの手は ただ空をかいただけ
寝顔→髪をなでる
より、この2節は繋がった歌詞でしょうか。するとこの節は現在実際に主人公が置かれている場所を歌っているとも考えることができます。
「白く月明かり漏れる部屋」
月明かりが部屋に漏れるのを感じられるということは部屋の電気はついていない、また月が出ているということは…?クラウドには「朝」という記載がありましたが私は「夜」という説も推したい!!(どっちでもいい)
どちらにせよこの曲は主人公の暗い気持ちネガティブな心境を書いたのでしょう。
 
 
 
○曲の解釈
 
まず最初にパーっと文章を読むとこの曲は失恋ソングだというのが分かります。
しかしただの失恋ソングだと思うと引っかかるところがあります。
 
  • 夢でさえもう叶いやしない願いばかりが募って
  • 君は、もういない
 
前回のソロ曲「あなた」が非常に重い愛を歌っていたのでこの歌詞も普通に失恋として取ることもできます。
 
しかし前回の歌詞には「復縁は叶わない」という直接的な歌詞は含まれていません。
よってここがただの失恋の表現ではないのでは?という考えが浮かびます。
 
 
→彼女が亡くなった説
 
「夢でさえもう叶いやしない」という歌詞を「さえ」という単語に注目して読み解きます。
 
「さえ」という副詞に含まれる意味を1度調べ直してみると
 
ある事柄を強調的に例示し、それによって、他の場合は当然であると類推させる意を表す。…だって。…すら。

さえ(サエ)とは - コトバンク
この歌詞から読み解ける「他の場合」は「現実」。つまり
現実ではもちろん、夢であったとしても叶うことがない
この「夢」は眠る時に見る夢ではなく妄想的な夢でしょう。
 
普通の失恋であれば叶うかもしれない復縁を何があっても絶対に叶わないと言い切る、そこから「彼女はもう存在しない」つまり亡くなったという結論に陥ります。
(相当嫌われた、もしくは主人公が極度のマイナス思考という可能性も有り得ますが……)
 
ここから「君はもういない」も亡くなったことからなのではないかと推測できます。
 
 
今回はこの前提を頭において歌詞を紐解きます。
人も街も全て色褪せて ただ通り過ぎてゆくだけ
たった二人出会う前の日々に 戻っただけなのに

そしてサビの

これが最後の恋だろう、だなんて
ばかみたいに思っていた事だって 嘘じゃないんだ

彼女がいなくなったことで世界が全て色褪せてしまう。これが最後の恋だろう、つまりこの先誰にも恋をしないだろう。主人公にとって彼女は永遠を誓えるほど大切なものであったことが分かります。
しかし「最後の恋」は違う形で叶うことになってしまった。冗談混じりで「ばかみたいに」思っていたことが思わぬ形で現実となってしまいます。
しかし手越さんは一途な純愛彼氏を歌わされるなぁ…(うるさい)

ソファー腰掛け 肩にもたれる 強がりな君の弱さ 抱きしめていたかった
それだけ大切だった彼女の弱さをなぜ抱きしめることが出来なかったのか。「強がりな君の弱さ」つまり彼女は主人公に弱さを見せることが無かったからでしょう。
しかし彼女が主人公の肩にもたれるという描写がある、彼女は甘えん坊であったのでしょうか?強がりだったというところからその可能性より、主人公に自分の弱さに気付いて欲しかったという幽かな気持ちの現れなのではないかと私は考えました。しかしそれに主人公は気付くことができなかった。主人公は鈍感なのでしょう。
また、これは彼女が亡くなる前の出来事です。この曲は全体を通して彼女が亡くなった悲しみについて歌っているはずなので、この歌詞つまり彼女の弱さは彼女が亡くなったことに関係があるのではないでしょうか。
隠すことができる弱さ、そしてそれが死に直結するものだとすると「彼女は命に関わる病気にかかっている」という説が浮上します。よって亡くなった理由は病気なのではないか、また、
 
「大好きだよ」「ずっと一緒ね」笑ってよ キスしてよ もう一度
言葉遣いから後者の言葉は彼女によるものだと推測できます。命に関わる病気を持っている状態で主人公に将来を誓うことは難しいでしょう。よって彼女は主人公と親密な関係になってから病気にかかったのではないでしょうか。
 
 
ここで大サビの歌詞に注目します。
 
一体どこで 二人の想い すれ違ったんだろう こんなに 愛しているのに
 
「こんなに愛しているのに」……?
気持ちのすれ違いに気がついてからの話であるので、別れてから彼女の気持ちに気づき「今でも愛している」もしくは別れ話を切り出された時の「自分は愛しているのに」どちらとも取ることができます。しかし次の歌詞と状況が続いていると考えると前者と捉えるのが妥当でしょう。歌詞内に先に記述したような彼女の弱さの表れが描写されている部分から自分に問題があったのではという主人公の後悔の気持ちを汲むこともできます。
さらに「のに」という終助詞に注目してみると
 
①意外な結果に対する,恨み・不服の気持ちを表す。 
②相手の非を責め,なじる気持ちを表す。

のに(ノニ)とは - コトバンク
主人公は自分だけでなく彼女に対して少なくとも「何故打ち明けてくれなかったのか」という不満も持っているのではないでしょうか。しかし曲全体を見るとその気持ちより自分に対する後悔の方が大きいことが分かるので、この気持ちも自分に対する「なぜ彼女をそういう状況にしてしまったのか」という気持ちに繋げることもできます。
 
 
また、
「わからないの」「もうやめにしよう」 
クラウドにもありましたが、私もこの「」は前者が彼女、後者が主人公だと思います。
前者の「わからないの」は彼女が病気のことを伏せて別れるための口実、お互いに将来を誓った相手だからこそ見せた彼女なりの優しさなのでしょう。主人公に迷惑をかけないために別れることを選んだ彼女はきっと別れるために主人公に対して白々しい態度をわざととっていた。しかし鈍感な主人公はまたしてもこの気持ちには気付かない。それを分かっていて彼女もそんな態度を取っていたのではとも考えられます。「もうやめにしよう」はそんな彼女の演じていた彼女に対しての主人公の心からの別れ言葉でしょう。
 
もう終わったと わかってるさ それでもあなたを 求めてしまうの
泣かないで 行かないで もう二度と

別れることが決まった時彼女は泣いてしまった。別れ話を切り出した彼女が涙するのは彼女が主人公のことを本当に愛していたから故。しかし主人公は彼女の本当の気持ちに気付かなかったために別れることに反対しなかった。主人公がそう思えるほど彼女は強い態度を取っていたのでしょう。しかし今では行かないでと強く願う、もう戻れないと分かっていても彼女のことを強く求めてしまう。つまり彼女の病気のことを知ったのは彼女が死んでからだったのでは?それだけ自分の発言に後悔しているのでしょう。
彼女を本当に愛していたという気持ちには彼女が亡くなってから気付いたんですね。
 
なるほど、曲名のEncoreつまり「再」は「やり直したい」という強い気持ちなのでしょうか。(無理やりつなげた感)
 
 
ということで!私の中でのEncoreは
 
主人公と彼女は互いに永遠を誓えるほどの親密な関係だった。将来を見据えていた時、彼女は命に関わる大きな病気にかかる。主人公を心から愛していた彼女はこのまま黙っていることは迷惑になる、しかし打ち明けた所でこれもまた迷惑になる。主人公と別れることを選び、白々しい態度を取ります。そして主人公も別れることを決意。しかし彼女の死後、その真相に気付き、彼女と自分の気持ちに気付く……
 
 
 
苦しい(´;ω;`)ウッ…
 
 
 
深読み楽しい…一回やってみたかった…皆に考えを聞いてほしかった……
 
そしてこれらはあくまでも全て私の中での解釈なので、良かったら皆さんの考えも聞きたいです!!
 
 
手越さんがいつものように力強く歌うのではなくビブラートを最小限に抑え優しく切なく歌ったのは主人公の後悔を表しているのか……!?(一々クラウドに絡ませたがる)
 
 
長々と書きましたがこのブログで一番伝えたかったことは冒頭に記述しました。
 
まだJweb入会していない方は是非。
 
そしてまだ購入を迷っている方は是非。
 
NEWSの手越祐也ソロ曲Encoreはアルバム「QUARTETTO」通常盤に収録されています。
 
QUARTETTO【通常盤】

 

 

 

QUARTETTO【通常盤】